2014年08月12日
「世界で働く子どもたち」ワークショップに参加して…
先日区のボランティアセンターで行われた
「世界で働く子どもたち」に参加してきました。
参加資格は小学生だったのですが、区の方に無理を言い参加。
バングラデシュで学校に行けない子たちを支援している
NPO団体の方のお話を聞きました。
バングラデシュでは日本のように当たり前に小学校には上がらず、
320万人の子が働いていて、文字の読み書きができる大人は56%とのことです。
そんな中、学校に行って勉強がしたい子どもたちを支援する「塾」を開いている団体さんがこのNPO。
話を聞いていた子たちは様々な反応をしていました。
「えー、勉強したいなんて意味分かんない」
「まじで??」
「日本は恵まれてんだよなぁ」
僕はこの話を聞いて、いてもたってもいられなくなりました。
そんな矢先、いてもたってもいられる時間が到来。
それは使用済みの切手をきれいに切ること。
これを集めることでバングラデシュの子たちが
塾に通うことができると言うのです。
15分という時間でしたが終わる頃には、もっと切りたい!楽しい!と
参加の子どもたちは夢中に。
具体的に、直接的に、自己満足ではない活動。
その先には困っている子どもが笑顔になる実のなる魔法が待っている。
帰って早速、じぶんの子どもたちにも話をし、
切手やハガキを集めることに。
今までもペットボトルのキャップなどを集めているものの、
結局どう役に立っているのかがいまいち分からなかった事も、
今回のように直接話しを聴き、気付き、興味を持つことが大切。
それにより子どもたちの感性が広がる事を改めて実感。
その瞬間を目の当たりにしました。
教育の中で教科書で知るだけではなく、
実際の声を聞いたり体験したりと、五感を通して自分ごととして受け止める経験もして欲しい。
そこから受けた刺激とうまれる想像は、人のためにも自分自身のためにもなるはずです。
この週末もまた僕は、宿題より大切なことがあるんだ。
と言って、子どもたちを外に連れ出してしまうんだろうな。
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