2013年08月10日
公園で子どもたちとライブペインティング
真夏の炎天下の中、舎人公園ではバーベキューをする人たちで賑わっていました。
この日、僕はちょっと前から企んでいた活動をするため、仲間とこの公園に来ました。
大きな絵の具ボトル、10M以上あるロール紙とタープを持って。
そう、僕はこの公園で遊んでいる子どもたち、親御さんたちを集めて、
ライブペインティングをしたかったのです。
バーベキュー広場の隣に長いキャンバスを広げ、
周りで遊んでいた子どもたちに
「思いっきりからだと心で表現してみたくない?!」と。声をかけました。
するとあれよあれよと、
子どもたちは両手、両足に絵の具をつけて、
キャンバスの上に乗っかり、
手の跡をつけたり、
走ったりジャンプしたりし始めました。
最初、絵の具を手につけることさえ躊躇っていた小さな子も、
気がつけばお母さんと一緒に丁寧に絵を描いていたり、
友達同士で手と手をつけて、新しい色を作ってみたり、
子どもたちは、僕が想像していた以上のことをしてて、
楽しくて仕方ありませんでした。
自由を与えられると困って何も出来ない子がいると、
耳にしたことがありましたが、今目の前で起きている光景はまったく逆、
自由な時間と自由な表現を思い切り、それぞれが自分らしく楽しんでいます。
僕はそれを夢中になってビデオ撮影。
一段落着いたら、子どもたちと一緒に表現に混ざったり、話したり。
子どもたちもここまで自由に表現をする機会はなかなかないのか、
エンドレスで、ずーっとやっていました。
なんとしてでもこのライブペインティングをやりたい!という、僕の我がままに付き合って
実現してくれた仲間たちには本当に感謝しています。
そして、ただの絵の具と紙の中で、
たくさんの表現や可能性を見せてくれた公園の子どもたちにも心から感謝しています。
この体験で自分を表現することの楽しさ、
価値観の違う人と正解のない事柄に対してアクションし、
お互いの面白い部分を発見し認め、作り上げる面白さ。
これから大人になる過程でも、忘れないでいてもらいたいです。
そして、親子で真夏の空の下、
大きなキャンバスに一緒に絵を描いた。という小さな思い出も
心のアルバムにしまっておいてもらえたらと嬉しいです。
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