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2018年07月08日

絵本「かいとう あっというま」秋元康さん選評

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絵本「かいとう あっというま」が先週発売され、
Amazonでは絵本ランキング98位、
名作スイミーが30位の中、たくんさんの人のおかげで頑張っくれています。

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今回、大賞をいただいたbe絵本大賞の最終選考委員は、秋元康さん、茂木健一郎さん、武田双雲さんの3名。


周知の通り、それぞれが並外れた感性を持っている大御所中の大御所。
この方たちの選評は、当時、大賞受賞以上に嬉しかったことを覚えています。
今日は絵本「かいとう あっというま」に頂いた選評を引用して掲載。

【選評】 秋元 康 氏

子どもの頃から不思議に思っていました。楽しい時間はあっというまに過ぎてしまうけれど、
勉強とか嫌なことは、なかなか時間が過ぎないのはなぜだろう。そういう大人になっても、だれもがずっと考えていることをテーマに、ストーリーとしてここまでおもしろく仕上げた塚本さんはすばらしい才能の持ち主だと思います。

「かいとうあっというま」というタイトルも、そして、この絵も構図もすばらしい。

まず、ストーリーや企画を思いついたら、そのストーリーを絵本の規定枚数、あるいは、想定した枚数に割り振りをしなくてはいけないですよね。台割です。さらにそれを、一枚の絵でどのようにストーリーを組み立てていくか。

この映画でいうところのカット割りが非常によくできていました。

今回もいろいろな作品の応募があり、楽しみに全部見ましたが、この作品を読み始めた時点で「大賞作品はこれだな」と思ってしまいました。それくらいクオリティが高くおもしろい作品でした。大好きな作品です。

出典・引用:be絵本大賞より
http://p-kies.net/be-ehon/2017/yell_01.html

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